問2.4.空欄を埋めよ
 実数は原理的に無限の桁数を持つから、各々の実数にその表現を作成することはできない。したがって実数の論理モデルは一般的に【 ① 】である。
 有理数の分数表示は【 ② 】でない(-1/2=2/(-4)=…)ので、(分母が正の)既約分数表示に標準化することによって、【 ② 】なモデルが構成される。
 通常コンピュータでは実数を有限桁数で表現している。仮に、(何桁でも同様だが)小数点以下4桁で四捨五入するとしよう。その場合、0.3325以上0.3335未満の数はすべて0.333と表現されるので【 ③ 】ではない。また、実数の世界では成り立つ規則1/3×3=1が、モデル(表現)の世界では成り立たず(1/3×3=0.333×3=0.999≠1)【 ④ 】ではない。
>空欄には前ページの青い単語、完全、一意敵、あいまい、忠実、標準化、整合的 等の言葉(あるいはその否定)が入ります。
>①「不――」という言葉が入ります
>②でないモデルが標準化によって②なモデルになります
>0.333で表現される数がたくさんあるので③ではなく、元の世界で成り立つ規則が成り立たないので④ではないモデルです。